構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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スキンケアとは

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ご挨拶

2016.10.01


本日より下期が始まりましたので、改めて構造機能科学研究所の原点を振り返り、心を新たにして精進をして参る所存です。
長文ですが、ご笑覧をいただきましたら幸に存じます。
…続きを読む…


私は、子どもが幼児のときにアトピー性皮膚炎を発症したことから、スキンケアの追究をライフワークとしてきています。

今から30余年前のことですが、私はスキンバリアと経皮吸収の相関追究を約10年間に亘って行っておりました。
その際、薬物の経皮吸収性が処方やスキンバリの強弱に相関することを経験し、経皮感作がアトピー性皮膚炎等アレルギー増加の一因ではないかと予見しました。

50年前には殆どなかったアレルギーが、日本等先進国において増加の一途にある現状に鑑み、その予防や軽減にはスキンバリアの要「皮脂膜」を整えるスキンケア製品の必要性を認識しておりました。

その後、日本政府が新規産業創出の一環として大学発ベンチャーの構想を打ち出す中、1999年、アトピー性皮膚炎等アレルギーや肌の弱い方にも好適なスキンケア製品の開発を目指して構造機能科学研究所を設立しました。

アトピー性皮膚炎等アレルギーにスキンケアで迫る研究・事業は世界初の取り組みであり、多面的な知識が必要であることから、生命科学・医学・薬学・物質科学を専門とする先生方にご協力を仰ぎ、帰港の無い出帆をしました。

目指すスキンケア製品開発のキー・サイエンス&テクノロジーとしたのが「超分子」です。

「超分子」は、主に生命科学分野で用いられている用語であり、「自己組織化能を有する分子集合体」を意味しています。

人体等生命は、食べ物を原料とする新陳代謝を基本として成り立っていますが、新陳代謝を可能とする分子集合体は「超分子」に位置づけられています。代表例が栄養を運び老廃物を持ち去る「血液」です。

当研究所が最も重視しているスキンバリアは、皮膚常在菌が棲む「皮脂膜」です。

皮脂膜は薄い油膜ですので、洗顔フォーム等洗浄料で洗ったら取れてしまうのは常識と考えられてきていました。
皮脂膜を失った皮膚は急速に乾燥するので、その後のケアが大事との考えで基礎化粧品のセットが作られてきております。

そこで、洗ったら取れてしまうという従来の洗浄料とは全く異なったスキンケアの考え方「皮脂膜を生かす洗浄料の開発」を考えました。

その考え方の基礎となったのが「超分子」です。

構造機能科学研究所設立5年後に開発に成功したのが洗浄と同時に保護・保湿もできる「RIMソープ」です。
そして、さらに皮脂膜を強化するために開発したのが「RIMエモール」です。

「RIMソープ&RIMエモール」をRIM超分子スキンケア基礎化粧品(略称:RIM/リム)として発売して13年になります。

アトピー等アレルギーや肌質(体質)は、遺伝的要因や生活習慣、生活環境に関係していますので、RIMの商品力の追究には10年以上必要と考えて慎重に市場に対応してきました。

様々な肌質の方や乳幼児からご高齢の方まで、さらには親子三代に亘ってご使用をいただいてきました。

その結果、RIMは
◎お肌の弱い方や肌トラブルのスキンケア
◎シンプルケアで肌にやさしい基礎化粧品
◎看護・介護用品
として、高いご評価をいただいております。

このようなことから、RIMは生活&QOLのサポート用品として、医薬品の補完的役割を果たす商品として様々な分野でご使用いただいています。
RIMの主なお客様は、ホルモンの関係から皮脂分泌が低下してお肌が弱くなる中高年女性と乳幼児です。

この結果は、「皮脂膜を生かす」を目指して開発したRIMが、想定した機能をお客様に認めていただいてのこととして嬉しく思っています。

アトピー性皮膚炎等アレルギーの予防と軽減、自己管理を目指したアレルギー疾患対策基本法が昨年末(平成27年12月2日)に施行されるなど、次第にビジネス環境が整ってきました。

これまでの17年は確かさの追究、環境や市場が醸成されてきておりますのでビジネスはこれからと思っております。

構造機能科学研究所では、ビジネス趣意であります「スキンケアの研究と商品を通して、子育て・勉強・スポーツ・QOLをサポートする」を、今後も鋭意推進して参る所存です。


(株)構造機能科学研究所
 鈴木 正夫

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