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殺菌剤入りの薬用石けん等が販売禁止に!

2016.10.29


2016年9月2日、米食品医薬品局(FDA)が19種類の殺菌剤を含有する石けんなどの販売を1年以内に禁止すると発表しました。

これらの殺菌剤を含む石けんは、通常の石けんと比べて優れた殺菌効果があるとはいえず、かえって免疫系に悪影響を及ぼすおそれがあると警鐘を鳴らしています。
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日本の厚生労働省もFDAに追随して、2016年9月30日、FDA指摘の19種類の殺菌剤を含む薬用石けん等について代替品に1年以内に切り替えるよう対象製品の製造販売会社に要請しました。

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◆弊社製品「RIM超分子スキンケア基礎化粧品:RIMソープ&RIMエモール」は、殺菌剤等添加剤を一切使用していません。
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代表的な殺菌剤であるトリクロサンとトリクロカルバンは、日本でも殺菌作用をうたう洗顔料やシャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、歯磨き粉、マウスウォッシュ、家庭用洗剤などに広く使用されています。さらに、防腐剤・抗菌剤・消臭剤として、化粧水やクレンジング剤、美容液、フェイスクリーム、日焼け止めといった化粧品類にも添加されています。日本国内では約800品目が承認されています。


長年に亘って使われてきていた身近な製品が、ここにきて販売禁止になった背景について解説いたします。

FDAが抗菌石けんの販売禁止を決めた理由は2点あります。
1.殺菌剤を使用していない石けんと比較して有効性が認められない。
2.長期的に使用すると人体に害を及ぼす可能性がある。

厚労省は「健康被害は報告されていない」としていますが、欧米の疫学調査や研究において様々な健康被害を生じることが指摘されています。特に問題視されているのが免疫系への影響です。

皮膚と腸は免疫の2大拠点ですが、そこで鍵となる役割を演じているのが常在菌(善玉菌)です。殺菌剤の乱用は菌バランスを乱して免疫機能障害を惹き起こしてしまう可能性があることは、免疫を志向してきている多くの人が予見してきていることと思います。

様々な製品に使用されているトリクロサンは、皮膚や経口を経由して簡単に体内に浸透する性質があります。ミシガン大学の調査では、90人中37人(41%)の尿・血液・鼻水・母乳などからトリクロサンが検出されています。母乳からも検出されているということから、母親から子どもへも移行していると考えられます。

特に注意が必要なのは、スキンバリアが弱く経皮吸収率が高い乳幼児や老人です。とりわけ、赤ちゃんは皮膚のバリアである角質層が未形成なので、無防備に有害化学物質を受け入れてしまいます。

注目すべきは、経皮吸収された物質は、経口吸収された場合と代謝が全く異なると言うことです。

経皮吸収された有害物質は、経口吸収された場合と違って、肝臓で解毒されることなく血流に乗って全身に回り体内に蓄積する可能性が高いと言われています。
また、経皮吸収された物質は、先ず皮下組織に滞留し、徐々に血液に移動し、長期間に亘って少しずつ排泄されていくことが確認されています。代謝に時間がかかるということは、有害物質を使用し続けていると、少しずつ蓄積することになります。

たとえ微量でも、有害な化学物質を毎日、皮膚から吸収していけば、徐々に体内に蓄積していきますので注意が必要です。

アレルゲン(抗原)等有害物質の体内侵入経路は、以前は、消化器官(食べ物)や呼吸器官(ハウスダスト等)と考えられていました。

しかし、小麦成分を加えた石けんで食物アレルギー等が多発した事件を契機に、経皮感作がアレルギーの有力な一因として認識されるようになり、スキンケアの重要性がクローズアップされています。


(株)構造機能科学研究所
 鈴木 正夫

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