構造機能科学研究所 〜お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」〜

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光と皮膚(4) 肌の色のルーツ

2017.01.21


人類はアフリカで誕生し、アジアやヨーロッパに居住圏を拡大してきました。

地域によって紫外線量が異なり、紫外線を人体に利用すること(ビタミンDの産生など)と紫外線から皮膚を防御することのバランスを整えるために、肌の色の基本(遺伝子)ができました。
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アフリカ:ネグロイド(黒人)
アジア:モンゴロイド(黄色人種)
ヨーロッパ:コーカソイド(白人)

イヌイットは、北極に近い地域に居住していますが、アジア人に近い肌色をしています。

この理由は、直接の日差しは弱いのですが、雪面からの反射光を含めるとアジア人相当の紫外線を浴びているからです。
紫外線の反射量は以下のとおりです。

新雪:約80%
砂浜:15〜20%
水面:10〜20%
アスファルト:約10%
芝・土:10%以下

皮膚本来が有する紫外線防御機能は、二つの要素から成っています。

@最初の砦は、皮脂膜です。

光は、均一な物質を進むときは直進しますが、電子密度の異なる物質へ進むときにはその境界面で反射したり屈折したりします。

電子密度は、空気・油性の皮脂膜・潤いのある角質層の順に大きくなります。

空気中を進んできた紫外線は、それぞれの境界面で反射したり屈折したりして、皮膚内部への侵入を防いでいます。
皮脂膜が少ない乾燥肌では、紫外線に対する防御機能も弱くなります。

A皮膚内部に侵入した紫外線から細胞を護っているのがメラニンです。

従って、過度な紫外線カットは、健康に不可欠な皮膚におけるビタミンDの産生を抑制してしまうだけではなく、メラニン産生機能をも脆弱にしますので注意を要します。

(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

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