構造機能科学研究所 〜お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」〜

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スキンケアとは

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「アレルギーのこれまでの経緯」と「皮食住」

2018.05.10

アレルギーは、体内にアレルゲン(抗原)が侵入して起こる病気です。
侵入経路として考えられるのは、人体と外界が接している場所しかありません。
外界と接しているのは、皮膚、消化器官、呼吸器官です。

つい最近までアレルゲンの侵入経路として考えられてきていたのが、消化器官(食べ物)が主で、次いで呼吸器官(ハウスダスト等)であり、不思議なことに、皮膚は全く度外視されてきていました。
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古くから塗り薬や貼り薬が汎用されてきておりながら、アレルゲンが皮膚から侵入するという考えが世界の医学界に無いこと自体が、皮膚分子生理学を追究してきていた私には不思議に思えました。

皮膚もアレルゲンの侵入経路として考えられるのではないかと思うきっかけになったのが、30余年前に約10年間に亘って行った医薬の経皮吸収に関する研究です。スキンバリアを弱めた皮膚から、透過しないと考えられていた物質が容易に入ることを経験しました。

そのため、アレルギーが増加の一途にある状況に鑑み、アレルギー増加の原因が経皮感作にあることを予見して、皮膚本来の免疫力を整えるスキンケアの追究と製品の必要性を感じて1999年に構造機能科学研究を設立しました。

2009年、「茶のしずく石鹸」の使用者にアレルギーが多発していることが明らかになり、経皮感作の研究や疫学調査が一気に加速しました。

そして今日では、
「皮膚のバリア機能に問題があると皮膚からアレルゲンが侵入しやすくなり、経皮感作が起点になって種々のアレルギーが始っている」
とする理解が、アレルギー発症のメカニズムの主流になっています。

経皮感作を発端として一連のアレルギー疾患を次々として発症していく乳幼児の「アレルギーマーチ」は、次の順に発症する傾向にあることが明らかになっています。

★経皮感作⇒アトピー性皮膚炎⇒食物アレルギー⇒気管支喘息⇒花粉症
このことを実証するための国家プロジェクトが2017年7月にスタートしました。

では、経皮感作を防止すればアレルギーが50年前のように殆どなくなるのか?、私はそのようには思いません。

適切なスキンケアを行えば、アレルギーは減少するのは確かであると思いますが、当初から考えられてきている食べ物と呼吸からの問題点があります。

すなわち、アレルギーに関わる三大要素が、皮膚(スキンケア)、腸(食べ物)、住宅(生活環境)です。
生活の三要素が「衣・食・住」ですが、アレルギーの三要素は「皮・食・住」です。
人体が持っている衣が表皮と理解していただくと解りやすいかと思います。


皮膚と腸の関係は徐々に明らかになりつつあります。
しかし、経皮感作に影響する住環境については、全く追究されていません。
このようなことから、住宅関係者と連携してFacebook内に、「アレルギーと住宅を考える会」を設立しました。

設立者は川田建築設計事務所所長の川田季彦さんです。
川田さんの卓越した能力と人望、さらにはアレルギーに対する関心の高さもあって、設立して一ヶ月余りですが会員数は約600人になっています。

詳しくは次回、ご案内をいたします。

(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

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