構造機能科学研究所 〜お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」〜

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皮膚の機能「分泌・排泄」

2018.05.26

先の記事において、皮膚の三大機能として「バリア(防御)機能、感覚機能、ディスプレー(表示)機能」としてご案内しましたが、私にとって忘れてはならないもう1つ重要な機能を忘れていました。
それは「分泌・排泄機能」です。

したがって、皮膚の主な機能として、
四大機能「バリア(防御)機能、分泌・排泄機能、感覚機能、ディスプレー(表示)機能」
に訂正いたします。

私にとって、皮膚の「分泌・排泄機能」がなぜ重要であるのか?
それは、私が目指すスキンケアの目的「皮膚の清潔と保護」の原点であったからです。
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私は、30余年前に経皮感作を予見し、アレルギーの予防と改善には皮膚本来の免疫を整える「皮膚免疫科学」が重要ではないかと考えました。

皮膚は外界からの攻撃に対していかにして備えているのか?
また皮膚の安らぎを醸成する表面エネルギーをどのように緩和しているのか?
それを実現している皮膚は皮膚表面に何を分泌し、何を排泄しているのかを考えました。

その結果、皮膚表面の防御機能と表面エネルギーの緩和作用の両面における主役が皮脂腺から分泌されている「皮脂」であることに気付きました。

さらに、皮膚表面に分泌された皮脂が、皮膚常在菌の作用を受けて脂肪酸酸性の膜形成能の高い両親媒性物質に加工されて「皮脂膜」として機能の高度化を実現していることにも気付きました。

皮脂膜の主成分が「オレイン酸」です。
オレイン酸は、皮脂膜や細胞膜等生体膜の主成分として生命現象に深く関わっていることから、オレイン酸の分子科学(構造やダイナミクス等)の追究を行ってきています。

オレイン酸の配向性や凝集特性、分子運動等の分子特性から、皮膚から排泄される汚れは、皮脂膜上部に追い出されて、皮膚に炎症等の悪いことが起こらないようにしているものと考えています。

このようなことから、「皮脂膜を生かす」ことが、経皮感作の予防や美肌実現の鍵としてスキンケアの追究を行っています。


なお、3月23日にけいはんなプラザで開催された講演会「生命と健康の希求 〜食事栄養と皮膚からのアプローチ〜」における私の講演を、多くの人に元気と希望を与えてきているプロデューサー「井上祐宏さん」が以下のタイトルで要点をまとめてリンクしてくださいました。
ご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

「アレルギーは皮膚から始まる?!皮膚は露出した脳:皮脳同根」の衝撃!
https://ameblo.jp/housyasenhibaku/entry-12363112786.html


(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

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