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祝!本庶佑先生/ノーベル生理学・医学賞

2018.10.13

約1ヶ月半ぶりに「社長メッセージ」を更新いたします。
一部の方々から、「どうしたのですか?」「生きていますか(笑)」などのお問い合わせをいただいておりました。

9月は講演や授業等が集中していたことや、設立20年目の10月からの下期を迎えるに当たり、事業体制の整備に努めていたために余裕がありませんでした。

結果としては、「RIMスキンケアニュース」としてご案内したいことが多々出来たのですが、今回は嬉しいニュース「本庶佑先生のノーベル生理学・医学賞の受賞」に触れないわけにはいきません。
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私が本庶先生のことを知ったのは、まだアトピー性皮膚炎等のアレルギーが世の中に知られていない頃の今から40年前まで遡ります。

私がアレルギーを志向するようになったのは、40余年前に息子がアトピー性皮膚炎を発症したことが端緒です。

治療を続けても改善しない中で、私が追究している脂肪酸がアレルギーに関係していることを、京都大学医学部教授の早石修先生の「アラキドン酸カスケード」に関する論文で知りました。

「アラキドン酸カスケード」とは、細胞膜に存在しているリノール酸を起点として、様々な生理活性物質を産生する一連の流れのことを意味しています。

このことを知り、生命現象における細胞膜や皮脂膜等の生体膜に関心を持ち、膜形成の根幹物質である脂肪酸の構造と物性の観点からアレルギーにアプローチすることを目指して、多くの先生方との共同研究により脂肪酸科学の追究を行ってきました。

その後も早石先生の研究「プロスタグランジン(prostaglandin)・トロンボキサン(thromboxane)・ロイコトリエン(leukotriene)」などに関心を持って論文に触れる中で、早石門下にキラ星ありとして知ることになったのが本庶佑先生でした。

また、同様な研究領域で覇を競っていたのが、京都大学理学部化学科出身でマサチューセッツ工科大学でご活躍をされておられた利根川進先生(1983年ノーベル生理学・医学賞受賞)でした。

本庶佑先生の紹介記事を以下に引用します。

―――――――
本庶さんの最初の研究は、神経まひなどを引き起こすジフテリア菌が対象だった。神経などの働きを妨げる毒素の仕組みを1968年、世界で初めて解明。当時は京大の大学院生で、「ルーキーが初打席で場外ホームランを打った」と、所属する研究室が喜びに沸いた。

その後、免疫を遺伝子レベルで解析するという新しい研究分野に挑んだ。
米マサチューセッツ工科大教授の利根川進さんが76年、病原体に対抗する免疫成分(抗体)の遺伝子が自在に組み替わり、様々な種類の病原体に対応していることを明らかにすると、東京大医学部助手になっていた本庶さんも2年後に、病原体にあわせて抗体の性質が5種類に変化する「クラススイッチ」という現象の基本原理を解明した。
―――――――

利根川先生と本庶先生がそれぞれに免疫と抗体に関する大発見した頃、私はアレルギーに関心を持ち始めていましたので、良く解らない中にも、脂肪酸科学を通して将来の研究展望が開けたかのような衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

長くなりましたので、今回はこの辺で終わりにして、続きは次回といたします。

(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

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