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希望と絶望&響き合う心

2015.10.03


9月24日(木)『“こころとからだ”の発生・発達メカニズムの解明を目指して』と題して、同志社大学先端的教育研究拠点『赤ちゃん学研究センター』キックオフ・シンポジウムが開催されました。
アトピー性皮膚炎等アレルギーの罹患率が増加の一途にある中で、特に新生児・乳幼児の増加が顕著であることから、私も赤ちゃん学会に所属して活動してきています。

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講演はいずれも興味深いものでありましたが、特に心を引かれたのが、京都大学霊長類研究所教授の松沢哲郎さんの講演『人間とそれ以外の動物の赤ちゃんを比較する』です。

松沢さんは、講演の中で『絶望は人間のみにあり、他の動物にはありません。この違いは、想像力の有無にあります。人間は未来に思いを馳せる想像力がありますが、他の動物には人間のような想像力が無いからです。』と述べられました。

講演後、松沢さんと次のような意見交換をさせていただきました。

鈴木:『妻がアルツハイマーで夫がうつ病で苦しむ夫婦がおります。絶望の淵にいる夫婦に何と声がけをしたらよいのでしょうか。アドバスをいただけませんか。』

松沢:『それは難しい質問ですね。私は、人間と他の動物の違いを研究してきていますので。』

鈴木:『先般遭遇したことですが、アルツハイマーの女性が、他の認知症の年配の女性との触れ合いがあった際のことです。お互いに手を取り合って、笑顔で歌を唄い、ダンスをしました。それを見ていた夫の心が希望に大きく動きました。』

松沢:『それは、すごい話ですね。興味深い話です!』

鈴木:『高齢化社会の中で、絶望の淵にある人が増えています。松沢先生の研究成果を、是非人間社会に活かしていただきたいと思います。』


『知識は脳に、体験は心に』、私の考え方です。
老化とともに知識は失われますが、心は失うことはありません。
知識偏重&ネット社会にあって、体験に基づく心の刻みが不足するようになってきています。
高齢化社会を突き進んでいる今日、幸せや豊かさの感性の育みにも力点を置いて、教育の原点を見直す必要があると考えています。

(株)構造機能科学研究所
 鈴木 正夫



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