構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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※赤字の日はお休みさせていただきます。

スキンケアとは

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J:COMチャンネルにて明日放送の番組をご案内いたします。

◆J:COMテレビ:地上デジタル11チャンネル
4月26日(日)07:00~07:30 世界的美容師も愛用 超分子スキンケア基礎化粧品“RIMソープの実力”

YouTubeでもご覧いただけます!
世界的美容師も愛用超分子スキンケア基礎化粧品“RIMソープの実力”

世界を舞台にご活躍をされているパイプオルガン奏者の長井浩美さんと大阪フィルハーモニー交響楽団の共演コンサートが大阪で開催されます。

長井浩美さんの演奏会は関西では少ないので、この機会に是非ご参加くださいますようご案内いたします。

長井浩美さんには、RIMスキンケア基礎化粧品「RIMソープ&RIMエモール」をご愛用いただいており、光栄に思っております。

(株)構造機能科学研究所
 代表取締役 鈴木正夫

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≪長井浩美さんから次のメッセージをいただいております。≫

みなさま、鈴木さんの友人のオルガニストの長井浩美と申します。
この作品は、私にとってとても大切な曲です。心を込めて演奏致します。
会場でお目にかかれますことを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い致します。

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◆コンサートのご案内◆

【オービック・スペシャル・コンサート2015 ~コバケンの「オルガン付」~】
日時:2015年6月17日(水)19:00開演(18:00開場)
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:小林研一郎
独奏:松山冴花(ヴァイオリン)、長井浩美(オルガン)
曲目:チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」より“花のワルツ”
   チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
   サン=サーンス/交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付」

料金(全席指定・税込)
A席5,000円(4,500円);B席3,000円(2,700円);C席1,500円(割引無し)
※未就学のお子さまの入場はできません。
※( )内の料金は大阪フィル・会員価格です。

<チケット販売所>
①大阪フィル・チケットセンター:06-6656-4890
②ザ・シンフォニーチケットセンター:06-6453-2333
③チケットぴあ:0570-02-9999
④大阪フィルハーモニー協会事務局の野瀬遼太郎様に電話(TEL:06-6656-7711/
 携帯:080-3499-3784)で申し込む。その際「構造機能科学研究所の紹介です」
 と申し添えてください。

★お問合せ:大阪フィル・チケッ トセンター:06-6656-4890
(営業時間:平日10:00~18:00 土曜10:00~13:00 日・祝・年末年始は休業)

人体には、有害なものから守るためのバリアが随所に存在しています。

私はスキン・バリアを専門としていますが、皮膚と密接な関係にある脳のバリアに関する話題をご案内いたします。

アルツハイマー病や脳腫瘍、パーキンソン病など、脳の病気を薬で治療することは困難でした。その理由は、脳の内部に薬物を届けるには『血液脳関門』というブレイン・バリアを通り抜けなければならないからです。

例えば、アルツハイマー病に使う抗体医薬と呼ぶ新しい治療薬は、注射した量の0.1%ほどしか届きませんでした。

最近、届きにくい脳の内部に的確に治療薬を運ぶ技術の開発が相次いでいます。
その主な例を紹介します。

①名古屋大学の澤田誠教授らの方法

細菌などを殺すミクログリア細胞が血液脳関門にある錠前を開けて通り道を作り、内部に入り込むことに注目し、錠前の鍵の役目を果たすたんぱく質の遺伝子を特定して人工合成しました。
製薬会社3社がアルツハイマー病の治療薬に応用を検討しており、今後、治療薬を使った実験を進めます。

②東京大学の片岡一則教授らの方法

血液脳関門が脳神経細胞の活動に欠かせないアミノ酸などを通すことに着目し、その構造にまねた分子を開発しました。
iPS細胞以外にも、夢の治療薬の開発が進んでいます!

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p.s.『血液脳関門』

脳の働きに決定的に大切な神経細胞を有毒物質から守るバリアー機能。

脳以外の毛細血管では、内側にある細胞同士の間に大きな隙間があり、大きな分子も通る。一方、脳の毛細血管は、内側の細胞がぎっしり並んで隙間が無く、入り込めない。

脳にとって必要な物質は、血管の内側の細胞を通り抜けて中に入る。血液が流れる側の細胞の表面にあるたんぱく質が物質を認識し、捕まえた物質と一緒に細胞を通過するとされる。

脳に入る物質には、アミノ酸や糖、カフェイン、ニコチン、アルコールなどがある。

(参照:日経朝刊2015/4/14)


(株)構造機能科学研究所
 代表取締役 鈴木正夫

緊張が花粉症に対する抑制作用も、緊張のレベルと個人・集団であるかによって異なります。

集団としての代表的な例が1995年の出来事です。 
1月17日に阪神大震災、次いで3月20日に地下鉄サリン事件が起こり社会全体に強い緊張が張り詰めました。
 
この年は、前年の猛暑の影響からスギ花粉の量が例年の何倍にもなると言われ、実際に大量の花粉が飛散しました。
しかし、実際には花粉症の人が少なく、例年の1/10も薬が売れなかったそうです。
これは一種の集団ストレス状態になったからと考えられています。

東京と大阪、神戸という人口密集地域の人たちが、地震とサリン事件によって大きなストレスを感じて緊張状態になり、アドレナリンが多く出た結果、花粉症の症状が抑えられたと考えられています。

(株)構造機能科学研究所
 代表取締役 鈴木正夫

『緊張すると花粉症が止まる』という話を聞かれたことがある方も多いと思います。
この「緊張すると花粉症の症状が止まる」というのは事実であり、医学的にも証明されています。
この事実には「アドレナリン」が関係しています。

花粉症のメカニズムは、以下のようになっています。

①花粉が体に入り、抗原提示細胞(樹状細胞、マクロファージ)が異物として認識するとTh2細胞が作られる。

②Th2細胞が情報伝達物質(インターロイキン4)を放出してB細胞に伝える。

③B細胞がIgE抗体を作り放出する。

④IgE抗体が肥満細胞に結合し、肥大化する。

⑤花粉が新に侵入してくると肥満細胞に結合しているIgE抗体に次々と結合して、ついにはヒスタミン等の化学伝達物質を大量に放出する。

⑥ヒスタミンは血管拡張、血管透過性、炎症作用を持つ物質です。毛細血管の透過性が増して血管から水分がしみ出し、粘膜からは粘液が分泌され、大量の鼻水になる。

そして、そのヒスタミンの働きを止めてしまうのがアドレナリンなのです。

アドレナリンは、緊張した時や怒った時に出てくるホルモンです。ですから緊張したり強いストレスを感じるとアドレナリンが出て、花粉症の症状が止まってしまうのです。

特に、集団で強いストレスを感じるような事があると、花粉症が一時的に止まる事があります。

アナウンサーやタレントも、TVの本番中はその症状がピタッと止まり、放送が終わるとまた症状が出ることがあるようです。本番中は緊張してアドレナリンがどんどん分泌されるので、症状が止まっているわけです。

花粉の侵入経路ですが、従来は目や鼻の粘膜からと考えられておりましたが、近年の知見によると乾燥肌等のスキンバリアの弱い肌も侵入経路になっていることが明らかになってきています。

近年の研究により、アレルギー全般において経皮感作が指摘されており、医学的見地からもスキンケアの重要性が指摘されています。

(株)構造機能科学研究所
  代表取締役 鈴木正夫