構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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※赤字の日はお休みさせていただきます。

スキンケアとは

社長メッセージ

お陰様で設立23周年

お陰様で設立23周年

7月5日、お陰様で設立23周年を迎えることができました。
ご支援をいただいてきている関係者の皆様とRIM超分子スキンケア化粧品「RIMソープ&RIMエモール」(略称RIM/リム)をご愛用いただいている皆様に深謝申し上げます。

24周年に向けて歩みを始めましたので、原点に振り返り、先達の言葉を噛みしめたいと思います。

構造機能科学研究所が目指したのが、難題のアレルギーへの挑戦でありましたので、荒海は覚悟して出帆をしました。しかし、設立(1999年)したのが大学発ベンチャーの法律が制定(2001年)される以前であったために当初から壁に阻まれ、その後も様々な試練・難題に遭遇してきました。
命運もここまでと思う場面も何度かありましたが、その都度思い起こされたのが先達の言葉でした。

★常識の合わない現実には未知の真実がある★

アレルギーの幕開け「IgE抗体」を発見された石坂公成先生(ラホイヤ・アレルギー免疫研究所名誉所長)の言葉です。
多くの研究者が、石坂公成先生のこの言葉に触発されて、未知への挑戦を目指してきていたことと思います。
浅学菲才な私もその1人です。

1960年以前には殆ど無かったアレルギーが急増している現実に際し、食べ物に起因する経口感作説が主流を占める中、私は経皮吸収製剤の研究を通して「経皮感作」の可能性を予見しました。

予見した「経皮感作」に基づいて、構造機能経科学研究所を設立してスキンケアの観点からアレルギーの予防と改善を目指したのも、石坂公成先生の「常識の合わない現実には未知の真実がある」に意を強くしたことにあります。

アレルギーの師として尊敬してやまない石坂公成先生は2018年7月6日に逝去されました。
享年92歳。

★日本人が現在の生活を続けていたら、近い将来、日本人全員がアレルギーで苦しむことになる★

多田富雄先生(免疫学者、東京大学名誉教授)が、急増するアレルギーを危惧して、「アレルギーは現代生活に対するアラーム」として警鐘を鳴らしました。多田富雄先生は2010年4月21日に逝去されました。享年76歳。
コロナ禍にあって、免疫の観点から予防医療やセルフメディケーションの重要性がクローズアップされており、現代生活の何が問題なのか一人一人が深く考える必要があると思っています。

★人の話に答なんかない!答はすべて自分の中にある★

ベンチャーの師として仰ぐ、堀場製作所創業者の堀場雅夫さんの言葉です。
堀場さんとの出会いがなければ、構造機能科学研究所を設立してベンチャーの道に進むことはありませんでした。

堀場さんとの最初の出会いは、1998年に大学に講演に来られた時のことです。
当時、バブル景気がはじけて経済の低迷が続く中、次の産業の核になる研究シーズを大学に求めて、国の意向でベンチャーの先達が大学に差遣されました。

最初に来られたのが堀場雅夫さんです。次いで来られたのが、日本開発銀行(現在の日本政策投資銀行/後に副社長)の菊池伸さんでした。
堀場さんは、日本の学生ベンチャーの先駆けとなって切り拓いてきた人生を面白おかしくお話になりました。
堀場製作所の社是に掲げた「おもしろおかしく」は、物事に真剣に取り組んだ時に達する心境であると述べられました。

「折をみて鈴木さんのラボを訪問しますよ!」とおっしゃっていただいていたのですが、残念ながら実現できずに2015年7月14日、90年の人生を閉じられました。

堀場雅夫さんと同様なことを、スティーブ・ジョブズも言っています。
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「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。
ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。
そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。」
 スティーブ・ジョブズ


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(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

構造機能科研究所 代表取締役

鈴木正夫