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※赤字の日はお休みさせていただきます。
前回の記事に引き続き、ご紹介いたします。
「ロレンツォのオイル」の薬効のメカニズムは、分子間相互作用(分子間の引力と斥力に基づく集合と分散)に基因して発現される生体機能「新陳代謝」の好例として、化学の授業の冒頭に学生に紹介してきました。
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また、「ロレンツォのオイル」における分子間相互作用について学生に解説する中で、アトピー性皮膚炎のスキンケアをいかにするかが常に心にありましたので、皮膚表面にあってスキンバリアの要の役目を果たしている「皮脂膜」の新陳代謝(洗浄と保護膜の同時実現)の可能性に思いをめぐらせていました。
その実現の理論的な科学・技術として「超分子」を考えました。
「超分子」は、主に生命科学分野で用いられている用語であり、「自己組織化能を有する分子集合体」を意味しています。
分子の単なる混合物は「物(もの)」でしかありませんが、分子の種類・量・秩序(集合状態)が整っている分子集合体は、生物様の機能「自己組織化能」を発現するようになります。
人体等生命は、食べ物を原料とする新陳代謝を基本として成り立っていますが、新陳代謝を可能とする分子集合体は「超分子」に位置づけられています。代表例が栄養を運び老廃物を持ち去る「血液」です。
こうした科学的な興味と関心が高まり、また「経皮感作」に注目してきていましたので、アトピー性皮膚炎等アレルギーにスキンケアで迫る研究・事業を遂行する組織として、1999年に多数の先生方にご賛同をいただいて構造機能科学研究所を設立しました。
研究所を設立して18年、超分子スキンケア化粧品「RIMソープ&RIMエモール」を発売して13年、「速さより確かさ」をモットーとして牛の歩みを続けてきました。
30年以上前に経皮吸収の研究から予見した「経皮感作」が、最近では主なアレルギーの起点になっていることが明確になり、スキンケアの重要性がクローズアップされてきています。
商品力については高いご評価をいただいており、RIM超分子スキンケアに対するご理解も進展してきておりますので、4月からの新年度は販売に注力して参る所存です。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
次回は「ロレンツォのオイル」の成分とメカニズム、ロレンツォのその後についてご紹介いたします。
(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫