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※赤字の日はお休みさせていただきます。
構造機能科学研究所では、アレルギーの研究とスキンケア製品を通して、子育て・勉強・スポーツ・QOLのサポートを学校や市民の皆様との交流を行いながら推進しています。
学校との交流としては、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)やスーパーグローバルハイスクール(SGH)を主として、講演・講義や共同研究を行ってきています。
8月26日(日)、西大和学園高校SSHコース2年生が、昨年9月から約10ヶ月間に亘って行ってきた研究の発表会がありましたのでご紹介いたします。
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西大和学園高校は、全国屈指の進学校として知られていますが、SSHとしても2003年から現在まで継続して指定を受けてきている伝統校であり、研究レベルもトップレベルになっています。
5年を一期として三期を経て、現在は第四期(2017年~2021年)に入っています。
【第四期テーマ】
高・大・産連携型課題研究とメンター制度による卒業後まで活きる科学技術系リーダー育成法の確立
【研究コース】
1.自由研究コース
自然現象の原理の追求や新たな事実の発見を目的とする研究活動。
教員やTAとのディスカッションを通して研究を進め、研究を深めるため大学と連携していくことを目的とする。
2.企業研究コース
自然現象や科学技術を日常生活に応用しようとする過程で生じる課題についての研究活動。
企業の講演を基にテーマ設定し、企業と連携していくことを目的とする。
<連携企業と研究テーマ>
・㈱機能科学研究所:「RIMソープの皮膚バリア機能」、「ニンジンのカルス」
・東レ㈱:「水質浄化能力」、「表面張力」
・㈱国際電気通信基礎技術研究所:「フルーツの識別」、「カレーとシチューの判別」
・日本電産㈱:「ベアリングモーター」
・ユカイ工学㈱:「コミュニケーションロボットBOCCOを利用したアプリ」、「料理BOCCO」、「BOCCO HOTEL」
研究発表はポスターとオーラルで行われましたが、いずれもハイレベルであり、学会発表さながらでした。
優れた発表が多くありましたが、その中の1つが機能科学研究所との連携テーマ「RIMソープの皮膚バリア機能」です。
研究はまだ浅いのですが、着想と実験方法は極めて思慮深く、当方からの具体的な指導が殆ど無い中で行ったRIMソープと市販洗浄料の皮膚バリア機能に対する比較実験の手法開発は、贔屓目抜きに「天晴れ!」です。
今年度の私の講演は9月1日(土)に行い新たな研究テーマの探索が始りますが、「RIMソープの皮膚バリア機能」は継続テーマとしていただき、しかるべき学会で発表をしてもらいたいと思っています。
発表会後の学校幹部との懇親において、東孝信校長から「個性を生かす教育」に対する西大和学園の先鋭的な取組みについて説明がありました。
それは、中学入試において一部を「感性・個性重視」で評価するというものであり、既に2年前から行っているとのことです。
AI台頭により知識ベースの競争力は既に喪失しつつあり、個性の見抜きと育みが重要になっている今日、西大和学園の取り組みに強く期待しています。
★西大和学園HP:http://www.nishiyamato.ed.jp/ny/
(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫