構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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Q&A:セッケンの安全性について(2)

2015.06.13


今回は、セッケンの安全性に関するQ&A:その2をご紹介いたします。

<質問>
皮膚は弱酸性、セッケンはアルカリ性なのになぜ安全なのですか?

<回答>
結論から申しますと、皮膚には『アルカリ中和能』があるからです。

人体には、正常な状態から偏りを生じた時に復元する能力が備わっており、この機能をホメオスタシス(恒常性の維持)と称しています。

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健康な皮膚表面のpHは弱酸性の4.5~6です。この弱酸性を発現しているのが皮脂膜成分の脂肪酸です。
皮膚がアルカリ性に傾いた時に発揮するホメオスタシスが『アルカリ中和能』です。
皮膚を弱アルカリ性のセッケン(pH9~10)で洗うと一時的にアルカリ性に傾きますが、『アルカリ中和能』によってスムースに元の弱酸性に復元します。

皮膚の『アルカリ中和能』のメカニズムは、皮脂腺から分泌される皮脂(主にトリアシルグリセロール)が皮膚常在菌(プロピオニバクテリウムアクネス菌)によって加水分解されて脂肪酸を産生し、この脂肪酸によって中和されます。

中和に要する時間は、皮脂分泌能の良好な健康な皮膚では早く、皮脂が少ない乾燥肌では遅くなります。
また、セッケンの脂肪酸種・処方・製法・添加物・pH、洗い流す際の水のpHによっても異なります.
因みに、水道水の水質基準としてはpH5.8~8.6、自然水が概ねpH5~9です。

皮膚は、胎児の時には弱アルカリ性の羊水(pH7.0~8.5)の中で皮脂膜(胎脂)を整えて育んでいます。スキンバリアの要である皮脂膜を根こそぎ取ってしまうようなセッケンは乾燥肌や経皮感作の原因になるので注意を要しますが、皮脂膜成分の脂肪酸種をベースにしたセッケンの弱アルカリ性は、皮膚の脂質代謝を活性化して健康美肌の実現を助長します。
全国各地に美肌の湯といわれる温泉はありますが、そのほとんどは弱アルカリ性の泉質であることをみても、一時的な弱アルカリ性がお肌のためにとっても良いことがお分かりいただけると思います。

(株)構造機能科学研究所
 鈴木正夫

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