構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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人体の各部位のpHについて

2015.06.19


健康な皮膚表面のpHは4.5~6の弱酸性であり、この弱酸性を発現しているのが皮脂膜成分の脂肪酸です。
皮脂腺から分泌される皮脂を脂肪酸酸性に醸成しているのは、皮膚常在菌であり、腸の健康の基本が常在菌の整いにあるのと同様に、皮膚の健康においても常在菌が重要であることを皆様に認識していただきたいと思います。

今回は、皮膚表面のホメオスタシスに関連して、人体のpHについてご質問をいただきましたので、その回答をご案内いたします。


<質問>
皮膚表面のpHは弱酸性ということですが、その他の部位のpHを教えてください。

…続きを読む…

<回答>
食物の消化と殺菌が役割の胃液は塩酸に基因する強酸性(pH1~3)です。
また、女性のデリケートゾーンの正常なpHは3.8~4.5で弱酸性というよりは酸性に近いことで雑菌から性器を守っています。
この酸性は、膣内に常在するデーダーライン桿菌によりブドウ糖から乳酸が産生されていることに基因しています。

このように、雑菌から防御の必要性の高い部位は、それぞれの酸性物質を産生するメカニズムを有しておりpH7以下の酸性にあります。
しかし、このように酸性にあるのは特定の部位のみであり、その他は弱アルカリ性で血液のpH7.3~7.5を中心として成り立っています。

体の主な部位のpHは以下のとおりです。
◎酸性(pH7以下):胃液(1~3)、膣(3.8~4.5)、皮脂膜(4.5~6)、母乳(6.6~6.8)
◎アルカリ性(pH7以上):血液&体液(7.3~7.4)、羊水(8~9)、涙&唾液(7.2~7.8)、汗(7.0~8.0)
cf:海(8.0~8.5)

血液等体液が弱アルカリ性であることは、私たち生命のルーツが海であったことを示唆しています。
私たちの命の育みの場である母体の羊水は、成分が海水に酷似しており、pHも海と同様な約8の弱アルカリ性です。

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【参考】人体(体液)と羊水と海水の主要元素の成分構成と上位8元素の順位
●人体: H O C N Na Ca P S
◆羊水: H O Na Cl C K Ca Mg
★海水: H O Na Cl Mg S K Ca
<元素記号>
H:水素、O:酸素、C:炭素、N:窒素、Na:ナトリウム、Ca:カルシウム、P:リン、S:イオウ、Cl:塩素、K:カリウム、Mg:マグネシウム
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羊水と海水の構成成分とその順位がほとんど同じであることが解ります。
海という文字に母という文字が組み込まれている訳が納得できますね。

(株)構造機能科学研究所
 鈴木正夫

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