トップ > ブログ
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
||
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
※赤字の日はお休みさせていただきます。
2015.05.07
風薫る五月となりました。
各地から真夏日の知らせが届く中、故郷・新潟から雪景色の中に咲く桜の風景が届きました。
桜観る風情も多様です。
構造機能科学研究所の会社概要の冒頭には「HOLONIC RESEARCH COLLABORATION WORKS」と記しております。
この中のHOLONICの意味についてご質問をいただいておりますので、意図することを述べさせていただきます。
HOLONICはHOLONの形容詞であり、本来の意味は「宇宙全体とそれを構成する小宇宙」「環境と生物」です。
この言葉に最初に触れたのが、遡ること約40年前になります。
経済界にあっては組織論一辺倒であった中で、稲盛和夫さんの経営においても哲学の重要性を説いた「ホロニック セオリー」は衝撃でした。
その趣旨としていたのが「個と全体の調和」「個の輝かない組織は滅びる」とする個を主体とするものでした。
稲盛さんは、当時はまだ小さな京都セラミックの社長でしたが、その後のご活躍は誰もが知るところです。
人間は地球が生んだ唯一「自然に逆らう生き物」です。
自然科学に身を置く者として、如何に思考すべきか!?
稲盛さんの宇宙論に基づく「ホロニック セオリー」にその解を見出しました。稲盛さんの言葉に心が安らいだことを鮮明に記憶しています。
以来、稲盛さんを哲学の人として尊敬し、「ホロニック セオリー」は人生の道標としてきています。
この思いを原点とするために、構造機能科学研究所の概要の冒頭に「HOLONIC RESEARCH COLLABORATION WORKS 」として銘記しています。
(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木正夫