社長メッセージ

治療から予防へ(セルフメディケーション)29.お陰様で22周年!

治療から予防へ(セルフメディケーション)
29.お陰様で22周年!

構造機能科学研究所の鈴木正夫です。
7月5日、お陰様で設立22周年を迎えることができました。
ご支援をいただいてきている関係者の皆様とRIM超分子スキンケア化粧品「RIMソープ&RIMエモール」(略称RIM/リム)をご愛用いただいている皆様に深謝申し上げます。

ここで改めて、構造機能科学研究所のこれまでの経緯と近況をご案内させていただきます。

50年前までは殆ど無かったアレルギーが、何故急増してきているのか?
食品原因仮説やTh1/Th2バランスに基づく衛生仮説など諸説取り沙汰される中、私は経皮吸収製剤の研究を通して「経皮感作」に注目しました。
30余年前のことです。

「経皮感作」を防止できるスキンケア製品があれば、アレルギーの改善や予防ができるかもしれない!と考えました。
しかし、当時は会社を創設して挑戦することは全く考えていませんでした。

1998年、私の心を揺り動かすベンチャーの伝道師が大学に来られて講演をされました。
・㈱堀場製作所創設者の堀場雅夫氏のベンチャー論
・日本開発銀行(現在の日本政策投資銀行)の菊池伸氏の「産学連携の現状と課題~米国と日本の比較を中心に~」

2人の講演を拝聴して、「これまでの基礎研究をものづくりに活かしてみたい」と決心しました。

当時の日本では、大学発ベンチャーの法律制定前のことでしたので、大学発ベンチャーという言葉は殆ど知られていませんでした。

そこで、私が共同研究等で知己を得ておりました先生方にご賛同をいただき、メインテーマ「生命と健康の希求と具現化」、サブテーマ「アレルギーの改善と予防を目指して!」を目指して、日本初の広域大学異分野研究者連携ベンチャーとして㈱構造機能科学研究所を1999年7月5日に設立しました。

設立母体(株主)になっていただいたメンバーは、生命と健康を分子・遺伝子・細胞等の観点から追究している研究者や医学・薬学の観点から追究している生命医科学系研究者、物質科学・界面科学を専門とする研究者です。

設立当初より、拠点を関西文化学術研究都市のけいはんなプラザに設けて「衛生と免疫を実現するスキンケアの追究と製品開発、製造販売」を行っています。

近年になって、アレルギーの始まりは主に経皮感作に基因していることが明らかになり、経皮感作のことをアレルギーの新常識として表現されるようになってきています。

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以下に参考記事をご案内いたします。

化粧品と食物アレルギー/相原道子(横浜市立大学付属病院院長・横浜市立大学大学院環境免疫病態皮膚科学教授)

経皮感作による食物アレルギー/藤田医科大学医学部アレルギー疾患対策医療学講座

食物アレルギーの新常識/NHK 「すくすく子育て」

古い“常識”を捨てるときがきた――大転換期にあるアレルギー医療(前篇)

アレルギー医療革命/NHKスペシャル/文芸春秋

アレルギーについて/国立成育医療研究センター

9歳の約75%がアレルギー検査で陽性!/国立成育医療研究センター
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また、コロナ禍にあって「衛生と免疫」に関心が高まっており、構造機能科学研究の事業も注目をしていただけるようになってきています。

難題のアレルギーに対する私の挑戦に、ベンチャーの師と仰ぐ堀場雅夫さん(故人)が「無茶だよ、命がいくつあっても足りないよ!」とおっしゃられて、それでもやるならばと「慎重・勇気・覚悟」の言葉を叱咤激励としていただきました。
堀場さんの言葉通り、難題の数々に遭遇して心休まることのない22年でしたが、漸く事業の土壌が醸成されてきていることを実感できるところまで辿りつくことができました。


(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

構造機能科研究所 代表取締役

鈴木正夫